サービス紹介

岡本精工では、機械部品や金属部品の製造を中心とした
金属加工全般をおこなっています。


ゴミ収集車やコンクリートポンプ車といった特装車の金属製部品を製造しています


当社は、特装車の国内大手メーカーに
金属製部品を製造して納めています。
その数、月間約400種類以上!

たとえば、国内最長コンクリートポンプ車(写真参照)の
金属製機構部品の約60%は当社が製造しています。
このポンプ車は、現在、首都圏を中心とした
高層ビル建築で活躍しています。

舶用電子機器メーカーのソナー主軸部材を製造しています

当社は、舶用電子機器メーカーの
ソナー主軸部材を製造して納めています。

ソナーは、送受波器から超音波を発射し、
海底に向かってまっすぐ進み、
魚群や海底に当たると反射します。

超音波を発射してから
反射波が返ってくるまでの時間を測ることで
魚群までの水深がわかります。

主軸は、送受波器を水中に押し出す為に必要です。航行中は船内に収納し、停船後に主軸を押し出し、魚群探査を行うことが基本ですが、稀に収納を忘れたまま航行し、岩礁に主軸をぶつける事故がおきます。万一、損傷が船底に及んだ場合、修理に大きな費用がかかります。

そこで、主軸の直径を小さくすることで、岩礁にぶつけた際は主軸が簡単に折れるようにし、船底の破損を防ぐことが必要になります。 当社では、高い加工技術が必要となる、より直径が小さい主軸の製造に、日々取り組んでいます。


下水処理設備の主要部品を製造しています

下水処理場には、汚水に含まれる汚泥や有害物質を取り除くための「沈殿池」や「反応タンク」という施設があります。

沈殿池には、底に溜まった沈殿物を取り除くために、「汚泥搔き寄せ機」が取り付けられています。また、反応タンクでは「撹拌機」が設置され、有害物質を分離・除去しています。

当社ではこれらの施設に設置された金属機械の部品を製造し、一貫したライン作業で組み立て・検査までおこなうことにより、完成品として納品しています。

施設・設備

本社社屋

本社社屋には、第1工場として954㎡の敷地内に「中量産加工ライン」「単品加工ライン」「検査室」「保管倉庫」「食堂」のほか、本部機能を有する「事務棟」を設置しております。 NC旋盤・マシニングセンタをはじめとする、加工機械や検査設備により多種多様な金属加工に対応できる体制を整えております。

また、本社社屋以外にも作業場や検査設備を整えた、関連施設を複数運営しており、繁忙期にも効率的な生産ができるよう取り組んでおります。

NC旋盤

「NC(Numerical Control)旋盤」は、材料を回転させながら切削工具を当てて加工する「旋盤」に、数値制御装置を取り付け、移動距離や送り速度を数値で指示することにより、精密加工を実現する工作機械です。

当社では、NC旋盤にて[φ600mm × 3,000mm]、汎用旋盤にて[φ1,000mm × 4,000mm]の最大加工が可能です。
【DMG森精機製】NLX4000、SL603-3000、NL2500 【OKUMA製】LB35、LB25、LB3000EX-1000、LB3000EX-500、LCS25 【大日金属工業製】DLX75

マシニングセンタ(MC)

「マシニングセンタ(MC)」は、NCによるプログラミング制御を基に、中ぐり、フライス削り、穴あけ、ねじ立てなど、工法の異なる多種類の加工を、それぞれ必要な工具を自動交換しながら行うことのできる工作機械です。

当社では、[Y軸:740mm × X軸: 1,530mm × Z軸: 660mm]の最大加工が可能です。
【OKK製】VM7Ⅲ、VM53R、VS5000、VM43R

その他の設備

そのほか当社では、NC部品加工プログラミングに必要な「CAD/CAMシステム」として、Hexagon社の「EDGECAM」製品を採用しています。現在、3名のオペレーターに加え、数人のオペレーター候補生を教育・指導しています。

また、検査設備として三次元座標測定機を導入し、完成品を立体的に計測し精密度を高めるなど、常に進歩する最新技術を積極的に取り入れるとともに、従来のフライス盤や汎用旋盤を保有するなど、幅広い金属加工への対応を実現しております。
CAD/CAM(EDGECAM)、フライス盤(OKUMA製)、三次元座標測定機(東京精密製)、旋盤(西部電機製)